和白丘にある「リンサーラ」つのうえりなです♪

 

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久々の神戸!!

ヨーガ療法学会に行って参りました。

神戸の観光は、皆無でしたが

お会いしたいと思っていた先生方のお話を聞くことができました。

 

SVYASAライフサイエンス部門最高責任者

ラグナム・ナガラートナ博士の講演を楽しみにしていました!

 

博士は

マイソール大学医学部にて医学博士を経て

1998~2012年インド健康家族福祉省で主任調査員。

2000年にはヨーガに貢献した女性としてパタンジャリ賞を受賞。

 

ヨーガをする上での3つの主要な原理は

1.肉体のすべての筋肉をリラックスさせる。

2.呼吸の速度を遅くさせる。

3.心の働きを静める。

と述べ

 

4つのヨーガ技法は、

人間の持つ知力感受能力意志力、それに

人間の感覚器官と運動器官を通して行為を遂行する

行為能力

であるとおっしゃっています。

 

 

このナガラートナ博士が提唱するコースは

徐々にではあるが

ストレス次元の高い過緊張状態から

ストレス次元の低い低緊張状態へと

私たちの意識は移行していくような流れになっており

 

私たちは、コースが進むに従い、大いにストレスから解放される意識の再深層部へと

自分の意識作用を及ぼせるようになってくる。

 

普通、これだけでは、いわゆる完全にストレスや緊張を感ずることもない

歓喜の意識状態にまでは達し得ない。

しかし、それでもこのコースを実習していけば

自分自身の深層意識内に存在している新たな意識状態を

表に現しうるようになれるはずである。

 

また

肉体上にあるストレスだけを意識化できるような意識状態から

自分自身の深い意識状態中に隠されている可能性までも

意識化できるようになれるはずである。

 

という内容になっています。

リンサーラでもヨーガのコースにこの一部を組み込んでいます!

このコースをすべて受けたい方はお知らせください。

 

 

今回

日本ヨーガ療法学会研究総会

日本アーユルヴェーダ学会研究総会

日本健康促進医学会学術総会

の共同国際会議だったのですが

 

歯科医師や耳鼻咽喉科医師

九大の心療内科医、ホスピスに携わる医師、アーユルヴェーダ医師など

各分野の医師のお話をお聴きすることができました。

 

 

「いのちを守るからだの時計」

と題して

東京女子医科大学時間医学老年総合内科 教授

大塚医師のお話は釘づけでした。

 

時間、時計を検証しているのですが

時計には、3つあるのだそう。

なんだと思いますか?

 

体内時計、腹時計、こころの時計

だそう!!!

腹時計なんて造語かと思ってました(^^;)

時間医学の基本でもいわれてることなんですねー

 

そして

こころの時計ってなんでしょう?

と、ブログを書いていると

「こころの時計って知ってるよ」とうちの娘が言いました。。。

「え?」

「こころの時計って体感している時間のことで

楽しいことをしている時は時間が経つのが速く感じるでしょう。

面白くない時は、遅く感じたり、時間を気にしたり、長く感じたりすることだよー」

「なんで知ってるの?」と尋ねると

「教科書に載ってた」と・・・

 

教科書、とっても分かり易く書いていました。

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大塚氏は

大自然こそ体内時計の故郷であり

生命と生態系・地球・宇宙との間には深い相互関係がある。

その認識なくして、疾病と健康を語ることはできない。

 

これが時間医学の基本的な考え方である。

体内時計、腹時計、そしてこころの時計。

この3つの時計が、いのちと健康を守っている。

という内容でした。

私がやっている地球暦とも関連があり

とても楽しい講演でした。

 

他には、

テキサス大学MDアンダーソンがんセンター教授の

ロレンツォ・コーエン氏

が   がんケアへの統合的ヨーガ

 

グジャラート アーユルヴェーダ大学 大学院長

H.Sシャルマ氏

が   プラーナーヤーマ業中のヴァータの役割

 

このとき

最後に96歳の石田氏のプラーナーヤーマの実演があり

なんとまぁ

力強い、リズム感のある、どっしりと安定した呼吸なのだろうか・・・

息の仕方は生き方とも言われている所以がわかりました。

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まだまだ書きたいところですが

長くなりました。

 

帰りは、お隣の岡山の友人に会えて

積もり積もった話で盛り上がりました(^^)

 

さぁ、インプットしたらアウトプットです!

素晴らしい機会をいただきました。

 

私が不在の日、休めるようにと日付が変わっても仕事を続け

子どもの習い事、発表会の送迎に夫が連日、同行してくれたこと。

家族の協力なしでは、行けませんでした。

 

すべてに感謝の思いです。

ありがとうございました。。。

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